2011年03月28日

栗田智仁のドリアンマメ知識

栗田智仁のドリアン
栗田智仁がドリアン解説。
ドリアン(学名:Durio Zibethinus)はパンヤ科(キワタ科)に属する樹木、またはその果実を意味します。
代表的なドリアンと呼ばれるこの学名の栽培種以外にも、判明しているだけで30種が存在しています。
原産地は東南アジアのマレー半島で、ドリアンの語源はマレー語でトゲを意味する「Duri」、果実を意味する「an」に由来しています。
ちなみにタイ語では「トゥリアン」と発音するようです。


果実は強い甘味を持ち、栄養豊富なため、王様が精力増強に食していたとされています。
故に「王様の果実」と呼ばれていましたが、時代の経過に伴って現在では「キング・オブ・フルーツ」(果物の王様)と呼ばれています。
ドリアンの最大の特徴として強烈な臭いを発するため、その好みが分かれるところです。


ドリアンの実は、クリームのような甘さです。
その昔、東南アジアの人たちは、このドリアンを食べるために必死に働いたと言われており、それが「果実の魔王」とも呼ばれる所以となっています。
この現地の人たちにとって最高の果実であるドリアンをチップスにして食べるなどということは、昔では考えられない贅沢なのです。


ドリアンの木は、自然樹では高さが20〜30mほどになりますが、果樹園では10m程度に抑えられています。
常緑樹でピラミッド状の樹冠を作り、枝は細かく、葉は互生します。
葉の表面は緑暗色で光沢があり、長さ10〜18m、幅5cmほどの長楕円形をしています。
花は、黄白色で5つの花弁を持ち、果梗に数個から数十個ほどを群生させます。


ドリアンの種子は可食部(仮種皮)に包まれています。
果実は受粉後3ヶ月ほどで成熟し、大きさは20〜30cm、重量は1〜5kgになります。
植樹後5年程度で収穫できるようになり、1本の木から年間100〜200個が収穫されます。
果実は灰緑色で、外皮は革質で全体が硬い棘に覆われています。
内部は5室からなり、各室に2〜3個の種子があります。


可食部は甘い香りとともに、玉ねぎの腐敗臭若しくは都市ガスのような強烈な匂いを放ちます。
このドリアンの香りは成分として判明しているだけでも、エステル、アルコール、アルデヒドに属する26種類の揮発成分、また8種類の硫黄化合物が存在することが分かっています。
強烈な臭いの元は臭い成分の一つ、硫黄化合物1-プロパンチオールC3H7SHが核となり、その他さまざまな臭い成分が複雑に絡み合い作り出されているのです

posted by 栗田智仁 at 22:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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