2011年03月25日

栗田智仁のドリアンいろいろ

栗田智仁のドリアン
栗田智仁がドリアン解説。

★熱帯果物の王様といわれるドリアンは、強烈な悪臭がします。
味は何とも美味だとは思うのですが、この悪臭故に日本人の評価は見事に二分し、とても食べられないという人もかなりいます。


★この悪臭はどう表現すればよいのか、タマネギの腐ったような、あるいはチーズが腐ったような、ともかく異様な臭いです。
そして、衣服などに染み付くと数日間はとれないというほど強烈です。

ビル内のどこかで食べる人がいると、ビル中に悪臭が漂うほどに強烈ですから、この臭いを嫌う人がいる以上は、ホテル内持ち込み禁止は当然のことでしょう。
旅をしてこれを食べたいなら、道路上やホテルの庭などで食べるより他ありません。
もちろん、飛行機の中も持ち込み禁止です。


★以前に、ミンダナオ島のダバオからマニラまでの飛行機で、この臭いに参ったことがあります。
ミンダナオ島は良質のドリアンの産地ですから、土産に持ち帰る人が多いのでしょうか、機内持ち込み禁止ですから、預け荷物にしているはずなのに、なおかつ臭うのですね。
量が多いからだろうと思いますが。


 ★ドリアンはこの堅い皮を剥くと、生クリームに似た粘りのある柔らかい肉質部分があり、これを食します。
ドリアンに慣れている熱帯の人でも、この皮を剥くのが面倒な都会人が増えてきたのでしょうか、最近は中身だけを売っている店も増え始めたようです。
いずれにしても臭いの問題点を除けばたいへんに美味です。


★果実が熟するとやはり自然に落下してきます。
ですから、収穫は落ちてきた果実を拾うだけです。
果実が落ちてきたときには大きくて重いだけに「ドーン」という地響き音がします。


★ミンダナオでの経験ですが、会議をしていると「ドーン」「ドーン」と外で音が響くので驚いたことがあります。
当時は治安があまり良くなかったころだったから、てっきりゲリラ戦が始まって遠くの方で大砲を撃ち合っているものと錯覚しました。


 ★でも、大砲でなくても、この大きくてイボイボのある果実が頭の上に落ちたら終いです。
ですから、ドリアンの樹の周囲にはロープが囲ってあり、入らないように警告している場合が多いように思います。


 ★ドリアンはマレー半島かボルネオ付近の原産で、アジア独特のものです。
高温要求性の強く、栽培適地はかなり狭く、東南アジアの赤道に近い国々が産地になっています。
温度的には栽培できる地域でも、高木だけに強風には弱いので、台風の心配がない赤道近辺での栽培が多いようです。
少なくとも私の印象では赤道に近いほど美味いように思えます。


 ★鼻をつまんででも、是非この熱帯果実の王様を食して欲しいものです。

posted by 栗田智仁 at 22:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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